土へんに甚の漢字「堪」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。
目次
土へんに甚の漢字「堪」の読み方
漢字 | 堪 |
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音読み | カン・タン |
訓読み | こら(える)・た(える)・こた(える)・たま(る) |
人名読み | かつ・たえ・ひで |
土へんに甚の漢字「堪」の読み方は音読みだとカン・タン、訓読みだとこら(える)・た(える)・こた(える)・たま(る)、人名読みだとかつ・たえ・ひでです。
また、人に「堪」を説明するときは土へんに甚、堪えるの「こら」、堪能の「たん」で伝わるでしょう。変換するときは「こらえる」や「たんのう」で出して余計な字を消すといいです。
それでは、「堪」の成り立ちや意味も見ていきましょう。
成り立ち
土を表す「土」とおきかまどを表す「甚」を組み合わせて作られた会意文字であり、意味を表す「土」と音を表す「甚」を組み合わせた形声文字でもあるため、会意兼形声文字。
意味
こらえる・たえる・うちかつ・すぐれる
「堪」を含む言葉
「堪」を含む言葉は「堪能」や「堪忍」、「堪忍袋の緒が切れる」などがあります。
堪能(たんのう)
堪能は十分に満足すること。気が済むこと。納得すること。
特に、美味しい料理に満足したときに使うことが多い言葉です。
堪忍(かんにん)
堪忍はこらえてしのぶこと。怒りをしのんでとがめだてしないこと。
堪忍袋の緒が切れる(かんにんぶくろのおがきれる)
堪忍袋の緒が切れるは我慢の限界を超えて、それまでこらえていた怒りが爆発すること。
まとめ
土へんに甚の漢字「堪」の読み方は音読みのカン・タン、訓読みのこら(える)・た(える)・こた(える)・たま(る)の6つがあり、他に人名読みでかつ・たえ・ひでがあります。
会意兼形声文字で、意味はこらえる・たえる・うちかつ・すぐれる。「堪」を含む言葉は「堪能」や「堪忍」、「堪忍袋の緒が切れる」などがあります。
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