しんにょうに盾の漢字「遁」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。
しんにょうに盾の漢字「遁」の読み方
漢字 | 遁 |
---|---|
音読み | トン・シュン・ジュン |
訓読み | のが(れる)・しりご(みする) |
人名読み | ─ |
しんにょうに盾の漢字「遁」の読み方は音読みだとトン・シュン・ジュン、訓読みだとのが(れる)・しりご(みする)です。名付けに使える漢字ですが、名前独自の読み方はありません。
また、人に「遁」を説明するときはしんにょう(しんにょうは旧字体の二点しんにょう)に盾(RPGで防御に使う盾やYoutubeの銀の盾・金の盾)で伝わるでしょう。変換するときは「とんそう」や「とんせい」で出して余計な字を消すといいです。
それでは、「遁」の成り立ちや意味も見ていきましょう。
成り立ち
行くを表す「辶」と盾を表す「盾」を組み合わせて作られた会意文字であり、意味を表す「辶」と音を表す「盾」を組み合わせた形声文字でもあるため、会意兼形声文字。
しんにょうが新字体の一点しんにょうでも許容字体です。フォントによっては二点しんにょうではなく、一点しんにょうで表示されるものもあります。
意味
かくれる・のがれる・しりごみする・あとずさりする
「遁」を含む言葉
「遁」を含む言葉は「遁走」や「遁世」、「水遁」などがあります。
遁走(とんそう)
遁走は逃げ出すこと。逃がれ去ること。 逃走。
遁世(とんせい)
遁世は世間を逃れること。世捨て人。俗世をのがれて仏門に入った人。
水遁(すいとん)
水遁は水を利用して姿形を隠す術。仙術の五遁(金遁・木遁・水遁・火遁・土遁)の一つ。
まとめ
しんにょうに盾の漢字「遁」の読み方は音読みのトン・シュン・ジュン、訓読みののが(れる)・しりご(みする)の5つがあります。名付けに使える漢字ですが、独自の読み方はありません。
会意兼形声文字で、意味はかくれる・のがれる・しりごみする・あとずさりする。「遁」を含む言葉は「遁走」や「遁世」、「水遁」などがあります。
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