にんべんに放つの読み方は?「倣」の3つの音読み訓読み

にんべんに放つの漢字「倣」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。

記事の最後に「倣」の漢字をコピーできるボタンを用意しました。変換が面倒な方やすぐに使いたい人はご利用ください。

目次

にんべんに放の漢字「倣」の読み方

漢字
音読みホウ・ボウ
訓読みなら(う)
人名読みより
「倣」の読み方

訓読みの()内のひらがなは送り仮名です。

にんべんに放つの漢字「倣」の読み方は音読みだとホウ・ボウ、訓読みだとなら(う)、人名読みだとよりです。

また、人に「倣」を説明するときはにんべんに放つ・放送の放、模倣の「ほう」で伝わるでしょう。変換するときは「ならう」や「もほう」で出して余分な字を消すといいです。

それでは、「倣」の成り立ちや意味も見ていきましょう。

成り立ち

人を表す「亻」とならうやまねるを意味する「放」を組み合わせて作られた会意文字であり、意味を表す「亻」と音を表す「放」を組み合わせた形声文字でもあるため、会意兼形声文字。

意味

ならう・手本としてまねをする・見て学ぶ

「倣」を含む熟語

「倣」を含む熟語は「模倣」や「見倣う」、「右へ倣え」などがあります。

模倣(もほう)

模倣は既にできている他のものをまねること。

また、他人が起こした犯罪の手口をまねた犯罪やその犯人のことを模倣犯と呼びます。

見倣う(みならう)

見倣うは見てまねすることや見て学ぶこと。同じ音の見習うも同じような意味ですが、見倣うはまねをすることにフォーカス、見習うは学ぶことにフォーカスが当てられて強調された表現。

右へ倣え(みぎへならえ)

右へ倣えは横隊の列などを整列させるときの号令や最初に行った人のまねをしたり追随したりすること。

学校で使う右へ倣えや前へ倣えのならえは、習えと勘違いされがちですが、実はこの漢字です。

まとめ

にんべんに放の漢字「倣」の読み方は音読みのホウ・ボウ、訓読みのなら(う)の3つがあり、他に人名読みでよりがあります。

会意兼形声文字で、意味はならう・手本としてまねをする・見て学ぶ。「倣」を含む熟語は「模倣」や「見倣う」、「右へ倣え」などがあります。

また、「倣」の漢字をすぐに使いたい方はすぐ下の右にあるボタンからコピーしてください。

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