火へんに扇の読み方は？「煽」の5つの音読み訓読み

火へんに扇の漢字「煽」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。

記事の最後に「煽」の漢字をコピーできるボタンを用意しました。変換が面倒な方やすぐに使いたい人はご利用ください。

火へんに扇の漢字「煽」の読み方

漢字	煽
音読み	セン
訓読み	あお（る）・あお（り）・おこ（る）・おだ（てる）

訓読みの（）内のひらがなは送り仮名です。

火へんに扇の漢字「煽」の読み方は音読みだとセン、訓読みだとあお（る）・あお（り）・おこ（る）・おだ（てる）です。名付けには使えない漢字。

また、人に「煽」を説明するときは火へんに扇、「あおる」の漢字で伝わるでしょう。変換するときは「あおる」で出すといいです。

それでは、「煽」の成り立ちや意味も見ていきましょう。

成り立ち

意味を表す「火」と音を表す「扇」を組み合わせた形声文字。

右側（つくり）は「扇」の旧字体を書くのが一般的ですが、新字体の「扇」を書いても許容字体。フォントによっても旧字体のときと新字体のときの両方があります。

意味

あおる・だてる・けしかける・そそのかす・おこる・火が盛んになる

「煽」を含む言葉

「煽」を含む言葉は「煽動」や「煽り運転」、「煽りを食う」などがあります。

煽動（せんどう）

煽動（扇動）は人の気持ちをあおり、ある行動を起こすようにしむけること。

煽り運転（あおりうんてん）

煽り運転は車間距離を極端につめて威圧をしたり幅寄せや急停止で運転を妨害したりなど、特定の車両に意図して嫌がらせを行う危険行為。

道路交通法が改姓され、厳罰化されました。

煽りを食う（あおりをくう）

煽りを食うはある激しい変動が他に及ぼす影響の意味。強い風の衝撃をまともに身に受けるのこと。

まとめ

火へんに扇の漢字「煽」の読み方は音読みのセン、訓読みのあお（る）・あお（り）・おこ（る）・おだ（てる）の5つがあります。名付けには使えない漢字。

形声文字で、意味はあおる・だてる・けしかける・そそのかす・おこる・火が盛んになる。「煽」を含む言葉は「煽動」や「煽り運転」、「煽りを食う」などがあります。

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煽