火へんに東(柬)の漢字「煉」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。
目次
火へんに東(柬)の漢字「煉」の読み方
漢字 | 煉 |
---|---|
音読み | レン |
訓読み | ね(る) |
人名読み | ─ |
火へんに東(柬)の漢字「煉」の読み方は音読みだとレン、訓読みだとね(る)です。名付けに使える漢字ですが、名前独自の読み方はありません。
また、人に「煉」を説明するときは火へんに東(柬)、鬼滅の刃の煉獄杏寿郎の「れん」で伝わるでしょう。変換するときは「れんが」や「れんごく」で出すといいです。
それでは、「煉」の成り立ちや意味も見ていきましょう。
成り立ち
意味を表す「火」と音を表す「柬」を組み合わせた形声文字。
右側(つくり)は「柬」を書くのが一般的ですが、「東」を書いても許容字体(漢字検定で正解になる字)です。フォントによって「柬」と表示されるものと「東」と表示されるものがあります。
意味
ねる・きたえる・心身をきたえる・こねる
「煉」を含む言葉
「煉」を含む言葉は「煉瓦」や「煉獄」、「煉乳」などがあります。
煉瓦(れんが)
煉瓦は粘土に砂・石灰などを混ぜて練り、長方体などに成型し、乾燥して窯で焼いたもの。ふつうは酸化鉄を含む粘土を用いた赤煉瓦をいう。
煉獄(れんごく)
煉獄はカトリック教会の教義で、天国と地獄との間にある所。死者の霊が天国に入る前に、ここで火によって浄化されるといわれている。
煉乳(れんにゅう)
煉乳(練乳)は牛乳や脱脂乳を濃縮したもの。コンデンスミルク。
まとめ
火へんに東(柬)の漢字「煉」の読み方は音読みのレン、訓読みのね(る)の2つがあります。名付けに使える漢字ですが、独自の読み方はありません。
形声文字で、意味はねる・きたえる・心身をきたえる・こねる。「煉」を含む言葉は「煉瓦」や「煉獄」、「煉乳」などがあります。
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