火へんに戸の漢字「炉」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。
目次
火へんに戸の漢字「炉」の読み方
漢字 | 炉 |
---|---|
音読み | ロ |
訓読み | いろり・ひばち |
人名読み | ─ |
火へんに戸の漢字「炉」の読み方は音読みだとロ、訓読みだといろり・ひばちです。名付けに使える漢字ですが、名前独自の読み方はありません。
また、人に「炉」を説明するときは火へんに戸で伝わるでしょう。変換するときは「ろ」で出すといいです。
それでは、「炉」の成り立ちや意味も見ていきましょう。
成り立ち
火を表す「火」とクルッとろくろを回して作った飯入れを表す「盧」を組み合わせて作られた会意文字であり、意味を表す「火」と音を表す「盧」を組み合わせた形声文字でもあるため、会意兼形声文字。
「爐」の新字体が「炉」です。
意味
ろ・いろり・ひばち・火を入れて燃やしておくもの
「炉」を含む言葉
「炉」を含む言葉は「暖炉」や「炉端」、「溶鉱炉」などがあります。
暖炉(だんろ)
暖炉は火をたいて部屋を暖める炉。特に、洋間の壁に設けたもの。
炉端(ろばた)
炉端はいろりのそば。
溶鉱炉(ようこうろ)
溶鉱炉は鉄・銅・鉛などの製錬に用いる立て型の炉。製鉄用のものは大きく、高炉という。
まとめ
火へんに戸の漢字「炉」の読み方は音読みのロ、訓読みのいろり・ひばちの3つがあります。名付けに使えますが、独自の読み方はありません。
会意兼形声文字で、意味はろ・いろり・ひばち・火を入れて燃やしておくもの。「炉」を含む言葉は「暖炉」や「炉端」、「溶鉱炉」などがあります。
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