火へんに因の漢字「烟」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。
目次
火へんに因の漢字「烟」の読み方
漢字 | 烟 |
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音読み | エン |
訓読み | けむ(い)・けむり・けむ(る)・けぶ(る)・けむ |
火へんに因の漢字「烟」の読み方は音読みだとエン、訓読みだとけむ(い)・けむり・けむ(る)・けぶ(る)・けむです。名付けには使えない漢字。
また、人に「烟」を説明するときは火へんに原因や因数分解の因で伝わるでしょう。変換するときは「けむり」で出すといいです。
それでは、「烟」の成り立ちや意味も見ていきましょう。
成り立ち
火を表す「火」とかまどから出る煙を表す「垔」を組み合わせて作られた会意文字であり、意味を表す「火」と音を表す「垔」を組み合わせた形声文字でもあるため、会意兼形声文字。
「烟」は「煙」の簡体字です。
意味
けむり・けむ・けむる・けぶる・かすみ・もや・すす・たばこ・けむい
「烟」を含む言葉
「烟」を含む言葉は「烟突」や「雲烟」、「松烟」などがあります。
烟突(えんとつ)
烟突(煙突)は煙を空中に排出させて燃料の燃焼を助けるために、通風の役割を果たす装置。料金を着服する目的で、タクシー運転手が空車表示のまま客を乗せて走ること。
雲烟(うんえん)
雲烟(雲煙)は雲と煙。雲と霞。筆跡が生き生きとして勢いのあること。
松烟(しょうえん)
松烟(松煙)は松を燃やすときに立ちのぼる煙。 樹脂に富んだ松などを不完全燃焼させて作ったすす。
まとめ
火へんに因の漢字「烟」の読み方は音読みのエン、訓読みのけむ(い)・けむり・けむ(る)・けぶ(る)・けむの6つがあります。名付けには使えない漢字です。
「煙」の簡体字で、意味はけむり・けむ・けむる・けぶる・かすみ・もや・すす・たばこ・けむい。「烟」を含む言葉は「烟突」や「雲烟」、「松烟」などがあります。
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