うかんむりに石の漢字「宕」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。
目次
うかんむりに石の漢字「宕」の読み方
漢字 | 宕 |
---|---|
音読み | トウ |
訓読み | ほらあな・ほしいまま |
人名読み | ─ |
うかんむりに石の漢字「宕」の読み方は音読みだとトウ、訓読みだとほらあな・ほしいままです。名付けに使えますが、名前独自の読み方はありません。
また、人に「宕」を説明するときはうかんむりに石、愛宕神社の漢字で伝わるでしょう。変換するときは「あたご」で出して愛を消すといいです。
それでは、「宕」の成り立ちや意味も見ていきましょう。
成り立ち
家を表す「宀」と石を表す「石」を組み合わせて作られた会意文字であり、意味を表す「宀」と音を表す「石」を組み合わせた形声文字でもあるため、会意兼形声文字。
意味
ほらあな・いわや・ほしいまま
「宕」を含む言葉
「宕」を含む言葉は「愛宕神社」や「豪宕」、「跌宕狷介」などがあります。
愛宕神社(あたごじんじゃ)
愛宕神社は火伏せ・防火の神を祀る神社。「阿多古」という神名から。
豪宕(ごうとう)
豪宕は気持ちが大きく、細かい物事にこだわらず、思う通りに行動すること。
跌宕狷介(てっとうけんかい)
跌宕狷介は好き勝手に振る舞い、自分の考えを変えないこと。
まとめ
うかんむりに石の漢字「宕」の読み方は音読みのトウ、訓読みのほらあな・ほしいままの3つがあります。名付けに使える漢字ですが、独自の読み方はありません。
会意兼形声文字で、意味はほらあな・いわや・ほしいまま。「宕」を含む言葉は「愛宕神社」や「豪宕」、「跌宕狷介」などがあります。
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