うかんむりに見るの漢字「寛」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。
目次
うかんむりに見るの漢字「寛」の読み方
漢字 | 寛 |
---|---|
音読み | カン |
訓読み | くつろ(ぐ)・ひろ(い)・ゆる(やか) |
人名読み | お・おき・ちか・とお・とみ・とも・とら・のぶ・のり・ひと・ひとし・むね・もと・ゆたか・よし |
うかんむりに見るの漢字「寛」の読み方は音読みだとカン、訓読みだとくつろ(ぐ)・ひろ(い)・ゆる(やか)、人名読みだとお・おき・ちか・とお・とみ・とも・とら・のぶ・のり・ひと・ひとし・むね・もと・ゆたか・よしです。
また、人に「寛」を説明するときはうかんむりの下にくさかんむりに見る、寛容や寛大の「かん」で伝わるでしょう。変換するときは「くつろぐ」で出して送り仮名を消すといいです。
それでは、「寛」の成り立ちや意味も見ていきましょう。
成り立ち
家を表す「宀」とやぎを表す「萈(莧の旧字体)」を組み合わせて作られた会意文字であり、意味を表す「宀」と音を表す「萈」を組み合わせた形声文字でもあるため、会意兼形声文字。
「寛」は「寬」の新字体です。
意味
くつろぐ・のんびりとする・ひろい・心がひろい・ゆるやか
「寛」を含む言葉
「寛」を含む言葉は「寛容」や「寛大」、「寛厚」などがあります。
寛容(かんよう)
寛容は広い心をもち他を受け入れるさま。他人の罪過をきびしくとがめだてしないこと。
寛大(かんだい)
寛大は心が広くゆったりしていること。度量が大きく、思いやりがあること。
寛厚(かんこう)
寛厚は心が広く、態度が温厚なこと。
まとめ
うかんむりに見るの漢字「寛」の読み方は音読みのカン、訓読みのくつろ(ぐ)・ひろ(い)・ゆる(やか)の4つがあり、他に人名読みでお・おき・ちか・とお・とみ・とも・とら・のぶ・のり・ひと・ひとし・むね・もと・ゆたか・よしがあります。
会意兼形声文字で、意味はくつろぐ・のんびりとする・ひろい・心がひろい・ゆるやか。「寛」を含む言葉は「寛容」や「寛大」、「寛厚」などがあります。
また、「寛」の漢字をすぐに使いたい方はすぐ下の右にあるボタンからコピーしてください。