てへんに句の漢字「拘」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。
目次
てへんに句の漢字「拘」の読み方
漢字 | 拘 |
---|---|
音読み | コウ |
訓読み | こだわ(る)・かか(わる)・とど(める)・とら(える) |
人名読み | ─ |
てへんに句の漢字「拘」の読み方は音読みだとコウ、訓読みだとこだわ(る)・かか(わる)・とど(める)・とら(える)です。名付けに使えますが、名前独自の読み方はありません。
また、人に「拘」を説明するときはてへんに俳句の句、「こだわる」の漢字で伝わるでしょう。変換するときは「こだわる」で出して送り仮名を消すといいです。
それでは、「拘」の成り立ちや意味も見ていきましょう。
成り立ち
5本の指のある手を表す「扌」と言葉を区切る・曲がるを表す「句」を組み合わせて作られた会意文字であり、意味を表す「扌」と音を表す「句」を組み合わせた形声文字でもあるため、会意兼形声文字。
意味
こだわる。かかわる・ひっかかる・とらえる・つかまえる
「拘」を含む言葉
「拘」を含む言葉は「拘束」や「拘置」、「拘泥」などがあります。
拘束(こうそく)
拘束は思想や行動などの自由を制限すること。犯人や被告が自由に行動できないようにすること。
拘置(こうち)
拘置は犯罪の疑いのある人物を、一定の支配のもとにある場所にとどめておくこと。
拘泥(こうでい)
拘泥は一つの考え方や行動に固執すること。
まとめ
てへんに句の漢字「拘」の読み方は音読みのコウ、訓読みのこだわ(る)・かか(わる)・とど(める)・とら(える)の5つがあります。名付けに使える漢字ですが、独自の読み方はありません。
会意兼形声文字で、意味はこだわる。かかわる・ひっかかる・とらえる・つかまえる。「拘」を含む言葉は「拘束」や「拘置」、「拘泥」などがあります。
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