てへんに舌の漢字「括」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。
目次
てへんに舌の漢字「括」の読み方
漢字 | 括 |
---|---|
音読み | カツ |
訓読み | くく(る)・くび(る)・くび(れる) |
人名読み | ─ |
てへんに舌の漢字「括」の読み方は音読みだとカツ、訓読みだとくく(る)・くび(る)・くび(れる)です。名付けに使えますが、名前独自の読み方はありません。
また、人に「括」を説明するときはてへんに舌、クレジットカードの一括払いの「かつ」で伝わるでしょう。変換するときは「くくる」や「いっかつ」で出して余計な字を消すといいです。
それでは、「括」の成り立ちや意味も見ていきましょう。
成り立ち
意味を表す「扌」と音を表す「舌」を組み合わせた形声文字
意味
くくる・まとめる・くびる・矢はず・くびれる
「括」を含む言葉
「括」を含む言葉は「一括」や「括弧」、「総括」などがあります。
一括(いっかつ)
一括は一つにまとめること。
クレジットカードの一括払いが最も身近ですが、車や住宅の現金一括購入などでも使います。昔はスマホ一括0円という表記もよく目にしましたが、現在はありません。
括弧(かっこ)
括弧は文章や数式の全体ないしはある部分をかこって、他との区別や結合関係を明らかにする記号。
身近なのは漢字で書くと難しいですが、鉤括弧(かぎかっこ)です。小説のセリフなどで使われる「」←のこと。
総括(そうかつ)
総括は物事をひとつにひっくるめること。ばらばらになっているものを一つの全体の中に収めること。
まとめ
てへんに舌の漢字「括」の読み方は音読みのカツ、訓読みのくく(る)・くび(る)・くび(れる)の4つがあります。名付けに使えますが、独自の読み方はありません。
形声文字で、意味はくくる・まとめる・くびる・矢はず・くびれる。「括」を含む言葉は「一括」や「括弧」、「総括」などがあります。
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