てへんに弱いの漢字「搦」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。
目次
てへんに弱いの漢字「搦」の読み方
漢字 | 搦 |
---|---|
音読み | ジャク・ダク |
訓読み | から(める)・から(み)・と(る) |
てへんに弱いの漢字「搦」の読み方は音読みだとジャク・ダク、訓読みだとから(める)・から(み)・と(る)です。名付けには使えない漢字。
また、人に「搦」を説明するときはてへんに弱い、搦手の「からめ」で伝わるでしょう。変換するときは「からめて」で出して手を消すといいです。
それでは、「搦」の成り立ちや意味も見ていきましょう。
成り立ち
意味を表す「扌」と音を表す「弱」を組み合わせた形声文字。
「搦」の右側(つくり)は「弱」の旧字体です。新字体と旧字体どちらを書いてもいい漢字もありますが、「搦」の場合は旧字体で書かないと正しい漢字になりません。
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意味
からめる・とる・おさえる
「搦」を含む言葉
「搦」を含む言葉は「搦手」や「足搦」、「雁字搦め」などがあります。
搦手(からめて)
搦手は城の裏手・裏門などを指す言葉。あまり注意が向けられていない箇所も指し、物事の裏面や裏技といった意味合いで使われます。
足搦(あしがら)
足搦(足搦み)は足と足をからめること。相撲や柔道の技。物が足にからまっていること。
雁字搦め(がんじがらめ)
雁字搦めはひも・縄などを縦横にいく重にも巻きつけて、厳重に縛ること。束縛が多くて自由な行動がまったくとれないこと。
まとめ
てへんに弱いの漢字「搦」の読み方は音読みのジャク・ダク、訓読みのから(める)・から(み)・と(る)の5つがあります。名付けには使えない漢字です。
形声文字で、意味はからめる・とる・おさえる。「搦」を含む言葉は「搦手」や「足搦」、「雁字搦め」などがあります。
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