くさかんむりに浦の漢字「蒲」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。
目次
くさかんむりに浦の漢字「蒲」の読み方
漢字 | 蒲 |
---|---|
音読み | フ・ブ・ホ |
訓読み | がま・かわやなぎ・むしろ |
人名読み | ─ |
くさかんむりに浦の漢字「蒲」の読み方は音読みだとフ・ブ・ホ、訓読みだとがま・かわやなぎ・むしろです。名付けに使えますが、名前独自の読み方はありません。
また、人に「蒲」を説明するときはくさかんむりに浦島太郎の浦で伝わるでしょう。変換するときは「がま」で出すといいです。
それでは、「蒲」の成り立ちや意味も見ていきましょう。
成り立ち
並び生えた草を表す「艸(艹の原形)」と一面に広がるを表す「浦」を組み合わせて作られた会意文字であり、意味を表す「艸(艹の原形)」と音を表す「浦」を組み合わせた形声文字でもあるため、会意兼形声文字。
意味
がま・ガマ科の多年草・かわやなぎ・ヤナギ科の落葉小低木・むしろ・ガマで編んだむしろ
「蒲」を含む言葉
「蒲」を含む言葉は「蒲色」や「蒲焼」、「蒲鉾」などがあります。
蒲色(かばいろ)
蒲色(樺色)は赤みの強い黄茶色。ガマの穂のような色。
蒲焼(かばやき)
蒲焼は身の長い魚を開いて中骨を取り除き、串を打った上で、しょうゆ・みりんなどを合わせたたれをつけながら焼いた料理。名前の由来は諸説あり。
蒲鉾(かまぼこ)
蒲鉾は白身の魚のすり身に調味料を加えて練り、蒸し煮あるいはあぶり焼きした食品。
まとめ
くさかんむりに浦の漢字「蒲」の読み方は音読みのフ・ブ・ホ、訓読みのがま・かわやなぎ・むしろの6つがあります。名付けに使える漢字ですが、独自の読み方はありません。
会意兼形声文字で、意味はがま・ガマ科の多年草・かわやなぎ・ヤナギ科の落葉小低木・むしろ・ガマで編んだむしろ。「蒲」を含む言葉は「蒲色」や「蒲焼」、「蒲鉾」などがあります。
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