くさかんむりに矛の読み方は？「茅」の4つの音読み訓読み

くさかんむりに矛の漢字「茅」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。

記事の最後に「茅」の漢字をコピーできるボタンを用意しました。変換が面倒な方やすぐに使いたい人はご利用ください。

くさかんむりに矛の漢字「茅」の読み方

漢字	茅
音読み	ボウ
訓読み	かや・ち・ちがや
人名読み	あき

訓読みの（）内のひらがなは送り仮名です。

くさかんむりに矛の漢字「茅」の読み方は音読みだとボウ、訓読みだとかや・ち・ちがや、人名読みだとあきです。

また、人に「茅」を説明するときはくさかんむりに矛で伝わるでしょう。変換するときは「かや」で出すといいです。

それでは、「茅」の成り立ちや意味も見ていきましょう。

成り立ち

並び生えた草を表す「艸（艹の原形）」と長い柄の頭に鋭い刃をつけた武器を表す「矛」を組み合わせて作られた会意文字であり、意味を表す「艸（艹の原形）」と音を表す「矛」を組み合わせた形声文字でもあるため、会意兼形声文字。

意味

かや・イネ科やカヤツリグサ科の多年草の総称・かやぶき

「茅」を含む言葉

「茅」を含む言葉は「茅茨」や「茅屋」、「茅蜩」などがあります。

茅茨（ぼうし）

茅茨はチガヤとイバラ。また、それでふいた粗末な屋根や粗末な家。

茅屋（ぼうおく）

茅屋は草ぶきの屋根の家。みずぼらしい家。自分の家をへりくだっていうときに使う言葉。

茅蜩（ひぐらし）

茅蜩（蜩）はセミ科の昆虫。朝から晩まで。

まとめ

くさかんむりに矛の漢字「茅」の読み方は音読みのボウ、訓読みのかや・ち・ちがやの4つがあり、他に人名読みであきがあります。

会意兼形声文字で、意味はかや・イネ科やカヤツリグサ科の多年草の総称・かやぶき。「茅」を含む言葉は「茅茨」や「茅屋」、「茅蜩」などがあります。

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茅