くさかんむりに刑の漢字「荊」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。
目次
くさかんむりに刑の漢字「荊」の読み方
漢字 | 荊 |
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音読み | ケイ |
訓読み | いばら・むち |
くさかんむりに刑の漢字「荊」の読み方は音読みだとケイ、訓読みだといばら・むちです。名付けには使えない漢字。
また、人に「荊」を説明するときはくさかんむりに刑事の刑で伝わるでしょう。変換するときは「いばら」で出すといいです。
それでは、「荊」の成り立ちや意味も見ていきましょう。
成り立ち
並び生えた草を表す「艸(艹の原形)」と罰を与えるを表す「刑」を組み合わせて作られた会意文字であり、意味を表す「艸(艹の原形)」と音を表す「刑」を組み合わせた形声文字でもあるため、会意兼形声文字。
意味
いばら・とげのある低木の総称・にんじんぼく・クマツヅラ科の落葉低木・むち
「荊」を含む言葉
「荊」を含む言葉は「荊冠」や「荊棘」、「荊妻」などがあります。
荊冠(けいかん)
荊冠はいばらの冠。キリストが十字架にかけられた時にかぶせられた冠。受難のたとえ。
荊棘(けいきょく)
荊棘はイバラなどのとげのある低い木。また、そういう木の生えている荒れた土地。障害になるもの。邪魔になるもの。
荊妻(けいさい)
荊妻は自分の妻をへりくだっていう語。
まとめ
くさかんむりに刑の漢字「荊」の読み方は音読みのケイ、訓読みのいばら・むちの3つがあります。名付けには使えない漢字です。
会意兼形声文字で、意味はいばら・とげのある低木の総称・にんじんぼく・クマツヅラ科の落葉低木・むち。「荊」を含む言葉は「荊冠」や「荊棘」、「荊妻」などがあります。
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