くさかんむりに番の漢字「蕃」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。
目次
くさかんむりに番の漢字「蕃」の読み方
漢字 | 蕃 |
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音読み | バン・ハン |
訓読み | えびす・しげ(る)・ふ(える)・まがき |
人名読み | しく・しげり・しげる・ふさ・ます・みつ・もり |
くさかんむりに番の漢字「蕃」の読み方は音読みだとバン・ハン、訓読みだとえびす・しげ(る)・ふ(える)・まがき、人名読みだとしく・しげり・しげる・ふさ・ます・みつ・もりです。
また、人に「蕃」を説明するときはくさかんむりに番で伝わるでしょう。変換するときは「しげる」で出すといいです。
それでは、「蕃」の成り立ちや意味も見ていきましょう。
成り立ち
並び生えた草を表す「艸(艹の原形)」と田畑に種をまく・広がるを表す「番」を組み合わせて作られた会意文字であり、意味を表す「艸(艹の原形)」と音を表す「番」を組み合わせた形声文字でもあるため、会意兼形声文字。
意味
しげる・草木が生い茂る・まがき・かきね・えびす
「蕃」を含む言葉
「蕃」を含む言葉は「蕃息」や「蕃書」、「蕃椒」などがあります。
蕃息(はんそく)
蕃息は盛んにふえること。繁殖すること。
蕃書(ばんしょ)
蕃書(蛮書)は江戸時代に欧米、特にオランダの書籍や文書を指していった語。
蕃椒(ばんしょう)
蕃椒はトウガラシのこと。この漢字でとうがらしと読むこともできます。
まとめ
くさかんむりに番の漢字「蕃」の読み方は音読みのバン・ハン、訓読みのえびす・しげ(る)・ふ(える)・まがきの6つがあり、他に人名読みでしく・しげり・しげる・ふさ・ます・みつ・もりがあります。
会意兼形声文字で、意味はしげる・草木が生い茂る・まがき・かきね・えびす。「蕃」を含む言葉は「蕃息」や「蕃書」、「蕃椒」などがあります。
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