魚へんに青の漢字「鯖」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。
魚へんに青の漢字「鯖」の読み方
漢字 | 鯖 |
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音読み | セイ・ショウ |
訓読み | さば・よせなべ |
魚へんに青の漢字「鯖」の読み方は音読みだとセイ・ショウ、訓読みだとさば・よせなべです。名付けには使えない漢字。
また、人に「鯖」を説明するときは魚へんに靑(青の旧字体)で伝わるでしょう。変換するときは「さば」で出すといいです。
それでは、「鯖」の成り立ちや意味も見ていきましょう。
成り立ち
意味を表す「魚」と音を表す「靑」を組み合わせた形声文字。「鯖」と書くのが一般的ですが、新字体の青でも許容字体です。(フォントによっては新字体の青しか出ない場合もあります。)
意味
さば・サバ科の海水魚・よせなべ・魚や肉を入れて煮た料理
「鯖」を含む言葉
「鯖」を含む言葉は「秋鯖」や「鯖折り」、「鯖を読む」などがあります。
秋鯖(あきさば)
秋鯖は秋から冬にかけて、脂がのって美味となったサバ。「秋鯖は嫁に食わすな」や「秋茄子は嫁に食わすな」ということわざがあり、秋の鯖やナスは美味しいので嫁に食べさせるのはもったいないという姑の嫁いびりを意味します。
鯖折り(さばおり)
鯖折りは両手で相手の腰を強く引きつけながら、あごを相手の肩にあて、上背と体重を利かせて強く引き、腰をくじきおとす技。相撲の決まり手の一つ。レスリングの場合は胴を左右にひねられた形になり、相撲の場合とは異なります。
鯖を読む(さばをよむ)
鯖を読むは自分の都合のいいように年齢や数をごまかすこと。鯖は傷みやすいため早口で数えられていて、数が合わないことがあったことから。
まとめ
魚へんに青の漢字「鯖」の読み方は音読みのセイ・ショウ、訓読みのさば・よせなべの4つがあります。名付けには使えない漢字です。
形声文字で、意味はさば・サバ科の海水魚・よせなべ・魚や肉を入れて煮た料理。「鯖」を含む言葉は「秋鯖」や「鯖折り」、「鯖を読む」などがあります。
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