金へんに居の漢字「鋸」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。
目次
金へんに居の漢字「鋸」の読み方
漢字 | 鋸 |
---|---|
音読み | キョ |
訓読み | のこ・のこぎり |
人名読み | ─ |
金へんに居の漢字「鋸」の読み方は音読みだとキョ、訓読みだとのこ・のこぎりです。名付けに使える漢字ですが、名前独自の読み方はありません。
また、人に「鋸」を説明するときは金へんに住居や居住者の居で伝わるでしょう。変換するときは「のこぎり」で出すといいです。
それでは、「鋸」の成り立ちや意味も見ていきましょう。
成り立ち
金属を表す「釒」としっかり座るを表す「居」を組み合わせて作られた会意文字であり、意味を表す「釒」と音を表す「居」を組み合わせた形声文字でもあるため、会意兼形声文字。
意味
のこぎり・のこ
「鋸」を含む言葉
「鋸」を含む言葉は「糸鋸」や「鋸歯」、「鋸屑」などがあります。
糸鋸(いとのこ)
糸鋸は透かし抜きや曲線に切るときに使う薄くて細い刃ののこぎり。
鋸歯(きょし)
鋸歯はのこぎりの歯。また、それに似た鋭い歯や形状。植物の葉の縁にあるぎざぎざの切れ込み。
鋸屑(のこくず)
鋸屑はおがくず。のこぎりで木を切る時に出る木くず。おがくずが出るように、言葉がよどみなく出ることのたとえ。
まとめ
金へんに居の漢字「鋸」の読み方は音読みのキョ、訓読みののこ・のこぎりの3つがあります。名付けに使える漢字ですが、独自の読み方はありません。
会意兼形声文字で、意味はのこぎり・のこ。「鋸」を含む言葉は「糸鋸」や「鋸歯」、「鋸屑」などがあります。
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