にんべんにムに矢の読み方は?「俟」の2つの音読み訓読み

にんべんにムに矢の漢字「俟」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。

記事の最後に「俟」の漢字をコピーできるボタンを用意しました。変換が面倒な方やすぐに使いたい人はご利用ください。

目次

にんべんにムに矢の漢字「俟」の読み方

漢字
音読み
訓読みま(つ)
「俟」の読み方

訓読みの()内のひらがなは送り仮名です。

にんべんにムに矢の漢字「俟」の読み方は音読みだと、訓読みだとま(つ)です。人名には使えません。

また、人に「俟」を説明するときはにんべんにカタカナのムの下に矢で伝わるでしょう。変換するときは「まつ」で出して送り仮名を消すといいです。漢検1級の漢字ということもあり、コピペの早いかもしれません。

それでは、「俟」の成り立ちや意味も見ていきましょう。

成り立ち

人を表す「亻」と人が後ろを向いて何かが来るのを待ち、足を止めたさまを表した「矣」を組み合わせて作られた会意文字であり、意味を表す「亻」と音を表す「矣」を組み合わせた形声文字でもあるため、会意兼形声文字。

意味

まつ・まちうける・立ち止まる

「俟」を含む熟語

「俟」を含む熟語は「相俟って」や「河清を俟つ」、「論を俟たない」などがあります。

相俟って(あいまって)

相俟っては二つ以上の要素が重なり合って、ある結果を引き起こすときなどに使われる言葉。相乗効果のあるときに使われます。

例:実力と運が相俟って大学に合格した。

河清を俟つ(かせいをまつ)

河清を俟つは常に濁っている黄河の水が澄むのを待つように、いつまで待っても実現する見込みのないこと。

論を俟たない(ろんをまたない)

論を俟たないは言うまでもなく当然のこと。論ずるまでもなく明らか。

まとめ

にんべんにムに矢の漢字「俟」の読み方は音読みのシ、訓読みのま(つ)の2つがあります。人名には使えない漢字です。

会意兼形声文字で、意味はまつ・まちうける・立ち止まる。「俟」を含む熟語は「相俟って」や「河清を俟つ」、「論を俟たない」などがあります。

また、「俟」の漢字をすぐに使いたい方はすぐ下の右にあるボタンからコピーしてください。

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