にんべんに専の漢字「傳」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。
目次
にんべんに専の漢字「傳」の読み方
漢字 | 傳(伝の旧字体)(傅の異体字) |
---|---|
音読み | デン・テン |
訓読み | つた(う)・つた(える)・つた(わる)・つて |
人名読み |
にんべんに専の漢字「傳」の読み方は音読みだとデン・テン、訓読みだとつた(う)・つた(える)・つた(わる)・つて、人名読みだとただ・つぐ・つたう・つたえ・つとう・つとむ・のぶ・のり・よしです。
また、人に「傳」を説明するときはにんべんに専や伝の旧字体で伝わるでしょう。変換するときは「でん」で出すか、「つたえる」で出して送り仮名を消すといいです。
それでは、「傳」の成り立ちや意味も見ていきましょう。
成り立ち
人を表す「亻」と1つの中心をめぐるを表す「専」を組み合わせて作られた会意文字であり、意味を表す「亻」と音を表す「専」を組み合わせた形声文字でもあるため、会意兼形声文字。
意味
つたえる・つたわる・つたう・世に広める・言い伝え・宿場
「傳」を含む熟語
「傳」は「伝」の旧字体のため、「伝教」や「伝染」など熟語を「傳教」や「傳染」と表すこともできます。「傳」で探すのではなく、「伝」の熟語を探すといいでしょう。
まとめ
にんべんに専の漢字「傳」の読み方は音読みのデン・テン、訓読みのつた(う)・つた(える)・つた(わる)・つての6つがあり、他に人名読みでただ・つぐ・つたう・つたえ・つとう・つとむ・のぶ・のり・よしがあります。
会意兼形声文字で、意味はつたえる・つたわる・つたう・世に広める・言い伝え・宿場。「傳」を含む熟語は「伝」の熟語を旧字体である「傳」に置き換えることができます。
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