木へんに章の漢字「樟」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。
目次
木へんに章の漢字「樟」の読み方
漢字 | 樟 |
---|---|
音読み | ショウ |
訓読み | くすのき・くす |
人名読み | ─ |
木へんに章の漢字「樟」の読み方は音読みだとショウ、訓読みだとくすのき・くすです。人名にも使えますが、独自の読み方はありません。
また、人に「樟」を説明するときは木へんに文章のしょうで伝わるでしょう。変換するときは「くすのき」で出ます。ただし、同じ読みの「楠」も候補にでるので間違えないようにしてください。
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それでは、「樟」の成り立ちや意味も見ていきましょう。
成り立ち
木を表す「木」と美しい模様を表す「章」を組み合わせて作られた会意文字であり、意味を表す「木」と音を表す「章」を組み合わせた形声文字でもあるため、会意兼形声文字。
意味
くすのき・くす・クスノキ科の常緑高木
「樟」を含む言葉
「樟」を含む言葉は「樟蚕」や「樟脳」、「樟脳火」などがあります。
樟蚕(くすさん)
樟蚕は鱗翅目ヤママユガ科の昆虫。
樟脳(しょうのう)
樟脳はクスノキの木片を水蒸気で蒸留して製する特異な芳香のある無色透明の板状結晶。昇華しやすい。水に溶けず、アルコールなどの有機溶媒に溶ける。
樟脳火(しょうのうび)
樟脳火は樟脳を燃やした青い火。歌舞伎で狐火や人魂を表すのに使います。
まとめ
木へんに章の漢字「樟」の読み方は音読みのショウ、訓読みのくすのき・くすの3つがあります。人名に使える漢字ですが、名前独自の読み方はありません。
会意兼形声文字で、意味はくすのき・くす・クスノキ科の常緑高木。「樟」を含む言葉は「樟蚕」や「樟脳」、「樟脳火」などがあります。
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