木へんに節の漢字「櫛」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。
目次
木へんに節の漢字「櫛」の読み方
漢字 | 櫛 |
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音読み | シツ |
訓読み | くし・くしけず(る) |
人名読み | きよ |
木へんに節の漢字「櫛」の読み方は音読みだとシツ、訓読みだとくし・くしけず(る)、人名読みだときよです。
また、人に「櫛」を説明するときは木へんに節分の「せつ」で伝わるでしょう。変換するときは「くし」で出すといいです。
それでは、「櫛」の成り立ちや意味も見ていきましょう。
成り立ち
木を表す「木」と区切りを表す「節」を組み合わせて均等な区切りのある木の意味で作られた会意文字であり、意味を表す「木」と音を表す「節」を組み合わせた形声文字でもあるため、会意兼形声文字。
フォントによって木へんに節がそのままの場合と「櫛」に変化する場合がありますが、どちらを使ってもいいです。許容字体のため、漢字検定でどちらを書いても正解になります。
意味
くし・くしけずる・髪の毛を整える・並ぶ
「櫛」を含む言葉
「櫛」を含む言葉は「真櫛」や「二つ櫛」、「櫛形欄間」などがあります。
真櫛(まくし)
真櫛は櫛の美称(褒めていう呼び方)。
二つ櫛(ふたつぐし)
二つ櫛はまげの前に、対になっている二枚の櫛をさすこと。
櫛形欄間(くしがたらんま)
櫛形欄間は櫛形にえぐりあけられた欄間。
まとめ
木へんに節の漢字「櫛」の読み方は音読みのシツ、訓読みのくし・くしけず(る)の3つがあり、他に人名読みできよがあります。
会意兼形声文字で、意味はくし・くしけずる・髪の毛を整える・並ぶ。「櫛」を含む言葉は「真櫛」や「二つ櫛」、「櫛形欄間」などがあります。
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