ごんべんに寸の漢字「討」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。
目次
ごんべんに寸の漢字「討」の読み方
漢字 | 討 |
---|---|
音読み | トウ |
訓読み | う(つ)・たず(ねる) |
人名読み | ─ |
ごんべんに寸の漢字「討」の読み方は音読みだとトウ、訓読みだとう(つ)・たず(ねる)です。名付けにも使えますが、使用を避けたい漢字。
また、人に「討」を説明するときはごんべんに寸、討伐の「とう」で伝わるでしょう。変換するときは「うつ」や「とうばつ」で出し、余計な字を消してください。
それでは、「討」の成り立ちや意味も見ていきましょう。
成り立ち
言うを表す「訁」とひじを表す「寸」を組み合わせて言葉と手で罪人を問いただすという意味で作られた会意文字であり、意味を表す「訁」と音を表す「寸」を組み合わせた形声文字でもあるため、会意兼形声文字。
意味
うつ・せめうつ・たずねる・しらべる
「討」を含む言葉
「討」を含む言葉は「討伐」や「討ち入り」、「闇討ちに遭う」などがあります。
討伐(とうばつ)
討伐は軍勢をさしむけて、反抗する者や従わない者を攻めうつこと。
アニメやゲームでモンスター討伐があるため、目にする頻度は高い単語です。
討ち入り(うちいり)
討ち入り(討入り)は城内や敵方に攻め入ること。
1702年の赤穂浪士が江戸・本所松坂町にある吉良邸に討ち入りした「吉良邸討ち入り」は有名で、その日である12月14日は「討ち入りの日」となっています。
闇討ちに遭う(やみうちにあう)
闇討ちに遭うは闇にまぎれて人を襲うこと。また転じて、不意を襲うこと。不意打ち。
まとめ
ごんべんに寸の漢字「討」の読み方は音読みのトウ、訓読みのう(つ)・たず(ねる)の3つがあります。人名にも使えますが、使用を避けたい漢字です。
会意兼形声文字で、意味はうつ・せめうつ・たずねる・しらべる。「討」を含む言葉は「討伐」や「討ち入り」、「闇討ちに遭う」などがあります。
また、「討」の漢字をすぐに使いたい方はすぐ下の右にあるボタンからコピーしてください。