さんずいに凡の漢字「汎」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。
目次
さんずいに凡の漢字「汎」の読み方
漢字 | 汎 |
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音読み | ハン・フウ・ホウ |
訓読み | あふ(れる)・う(かぶ)・ひろ(い) |
人名読み | なみ・ひろし・みな |
さんずいに凡の漢字「汎」の読み方は音読みだとハン・フウ・ホウ、訓読みだとあふ(れる)・う(かぶ)・ひろ(い)、人名読みだとなみ・ひろし・みなです。
また、人に「汎」を説明するときはさんずいに凡人の凡、汎用の「はん」で伝わるでしょう。変換するときは「はんよう」で出して用を消すといいです。
それでは、「汎」の成り立ちや意味も見ていきましょう。
成り立ち
流れる水を表す「氵」と風のように全てに行き渡るを表す「凡」を組み合わせて作られた会意文字であり、意味を表す「氵」と音を表す「凡」を組み合わせた形声文字でもあるため、会意兼形声文字。
意味
ひろい・広く行き渡る・あまねく・うかぶ・ただよう・水があふれる
「汎」を含む言葉
「汎」を含む言葉は「汎用」や「汎愛」、「汎汎」などがあります。
汎用(はんよう)
汎用はひとつのものをさまざまな用途や分野に用いること。
様々なことに使えるものを汎用性が高い製品といい、新商品の紹介時に汎用性の高さが強調されることも少なくありません。
汎愛(はんあい)
汎愛はだれかれの差別なしにひろく平等に愛すること。博愛。
汎汎(はんぱん)
汎汎(泛泛)は浮かび漂うさま。軽々しいさま。
まとめ
さんずいに凡の漢字「汎」の読み方は音読みのハン・フウ・ホウ、訓読みのあふ(れる)・う(かぶ)・ひろ(い)の6つがあり、他に人名読みでなみ・ひろし・みながあります。
会意兼形声文字で、意味はひろい・広く行き渡る・あまねく・うかぶ・ただよう・水があふれる。「汎」を含む言葉は「汎用」や「汎愛」、「汎汎」などがあります。
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