さんずいに益の漢字「溢」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。
目次
さんずいに益の漢字「溢」の読み方
漢字 | 溢 |
---|---|
音読み | イツ |
訓読み | あふ(れる)・み(ちる)・こぼ(れる)・す(ぎる)・おご(る) |
人名読み | みつ・みちる |
さんずいに益の漢字「溢」の読み方は音読みだとイツ、訓読みだとあふ(れる)・み(ちる)・こぼ(れる)・す(ぎる)・おご(る)、人名読みだとみつ・みちるです。
また、人に「溢」を説明するときはさんずいに利益の益の旧字体、あふれるの漢字で伝わるでしょう。変換するときは「あふれる」や「みちる」で出して送り仮名を消すといいです。
それでは、「溢」の成り立ちや意味も見ていきましょう。
成り立ち
流れる水を表す「氵」と増す・あふれるを表す「益(益の旧字体)」を組み合わせて作られた会意文字。
フォントによって右側(つくり)が新字体のものと旧字体のものがあります。ちなみに、「益」と書いても許容字体(漢検でも正解になる)。
意味
あふれる・満ちてこぼれる・あまりある・度をこす・程度がすぎる
「溢」を含む言葉
「溢」を含む言葉は「充溢」や「目溢し」、「溢れ返る」などがあります。
充溢(じゅういつ)
充溢は満ちあふれること。
目溢し(めこぼし)
目溢しは見のがすこと。大目に見ること。
溢れ返る(あふれかえる)
溢れ返るは人が場所、物が器に入りきらないほど多くなることを強調した表現。
まとめ
さんずいに益の漢字「溢」の読み方は音読みのイツ、訓読みのあふ(れる)・み(ちる)・こぼ(れる)・す(ぎる)・おご(る)の6つがあり、他に人名読みでみつ・みちるがあります。
会意文字で、意味はあふれる・満ちてこぼれる・あまりある・度をこす・程度がすぎる。「溢」を含む言葉は「充溢」や「目溢し」、「溢れ返る」などがあります。
また、「溢」の漢字をすぐに使いたい方はすぐ下の右にあるボタンからコピーしてください。