さんずいに帯の漢字「滞」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。
目次
さんずいに帯の漢字「滞」の読み方
漢字 | 滞 |
---|---|
音読み | タイ |
訓読み | とどこお(る) |
人名読み | ─ |
さんずいに帯の漢字「滞」の読み方は音読みだとタイ、訓読みだととどこお(る)です。名付けにも使えますが、使用を避けたい漢字。
また、人に「滞」を説明するときはさんずいに帯、渋滞や滞納の「たい」で伝わるでしょう。変換するときは「とどこおる」や「じゅうたい」、「たいのう」などで出し、余計な字を消すといいです。
それでは、「滞」の成り立ちや意味も見ていきましょう。
成り立ち
流れる水を表す「氵」と腰に巻いて着物をおさえるものを表す「帯」を組み合わせて作られた会意文字であり、意味を表す「氵」と音を表す「帯」を組み合わせた形声文字でもあるため、会意兼形声文字。
意味
とどこおる・はかどらない・とどまる
「滞」を含む言葉
「滞」を含む言葉は「渋滞」や「滞納」、「停滞」などがあります。
渋滞(じゅうたい)
渋滞は物事がとどこおってすらすらと進まないこと。道路が混雑して、車両などがなかなか先へ進めないこと。
お盆やお正月前後の帰省ラッシュ時は必ず渋滞情報が出るので、「滞」を使った漢字の中でも見たり聞いたりする機会が多いです。
滞納(たいのう)
滞納は定められた期限までに納めないこと。
停滞(ていたい)
停滞は1か所にとどまって動かないこと。物事が順調に進まないこと。
前線停滞や台風の停滞があるため、見たり聞いたりする機会が多いです。
まとめ
さんずいに帯の漢字「滞」の読み方は音読みのタイ、訓読みのとどこお(る)の2つがあります。名付けに使えますが、使用を避けたい漢字です。
会意兼形声文字で、意味はとどこおる・はかどらない・とどまる。「滞」を含む言葉は「渋滞」や「滞納」、「停滞」などがあります。
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