さんずいに固の漢字「涸」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。
目次
さんずいに固の漢字「涸」の読み方
漢字 | 涸 |
---|---|
音読み | コ |
訓読み | か(れる)・から(びる)・つ(きる) |
さんずいに固の漢字「涸」の読み方は音読みだとコ、訓読みだとか(れる)・から(びる)・つ(きる)です。名付けには使えない漢字。
また、人に「涸」を説明するときはさんずいに固いの「かた」(かたいの漢字が複数あるので、くにがまえに古いと伝えると尚良し)で伝わるでしょう。変換するときは「こかつ」で出して渇を消すと早いです。
それでは、「涸」の成り立ちや意味も見ていきましょう。
成り立ち
意味を表す「氵」と音を表す「固」を組み合わせた形声文字
意味
かれる・からす・つきる・ひからびる・水がなくなる
「涸」を含む言葉
「涸」を含む言葉は「涸渇」や「出涸らし」、「涸沢の蛇」などがあります。
涸渇(こかつ)
涸渇(枯渇)は水がかれること。かわいて水分がなくなること。物が欠乏すること。
出涸らし(でがらし)
出涸らしはお茶やコーヒーなどを何度も煎じだしたり煮出したりし、味・香りが薄くなったこと。そうなったもの。
涸沢の蛇(こたくのへび)
涸沢の蛇は地位が低い者が、地位が高い者をうまく利用することによって、両者がともに利益を得ることのたとえ。
まとめ
さんずいに固の漢字「涸」の読み方は音読みのコ、訓読みのか(れる)・から(びる)・つ(きる)の4つがあります。名付けには使えない漢字です。
形声文字で、意味はかれる・からす・つきる・ひからびる・水がなくなる。「涸」を含む言葉は「涸渇」や「出涸らし」、「涸沢の蛇」などがあります。
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