さんずいに寿の漢字「涛」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。
目次
さんずいに寿の漢字「涛」の読み方
漢字 | 涛 |
---|---|
音読み | トウ |
訓読み | なみ |
さんずいに寿の漢字「涛」の読み方は音読みだとトウ、訓読みだとなみです。名付けには使えない漢字。
また、人に「涛」を説明するときはさんずいに寿(ことぶき)、寿命の「じゅ」で伝わるでしょう。変換するときは「なみ」で出すといいです。
それでは、「涛」の成り立ちや意味も見ていきましょう。
成り立ち
意味を表す「氵」と音を表す「壽」を組み合わせた形声文字。印刷標準字体は「濤」で、「涛」は異体字。
意味
なみ・大きな波・波立つ
「涛」を含む言葉
「涛」を含む言葉は「怒涛」や「涛声」、「山涛」などがあります。
怒涛(どとう)
怒涛(怒濤)は荒れ狂う大波。また、激しい勢いで押し寄せる様子のたとえ。
めちゃくちゃ忙しい日や出世が早い人、格闘技やゲームで絶え間なく連続攻撃をしたときなどわりとよく使う言葉です。
涛声(とうせい)
涛声(濤声)は波の声。
山涛(さんとう)
山涛(山濤)は中国、晋代の政治家。竹林の七賢の一人。
まとめ
さんずいに寿の漢字「涛」の読み方は音読みのトウ、訓読みのなみの2つがあります。名付けには使えない漢字です。
形声文字で、意味はなみ・大きな波・波立つ。「涛」を含む言葉は「怒涛」や「涛声」、「山涛」などがあります。
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