さんずいに雫(本当は似た漢字の零)の漢字「澪」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。(ちなみに、さんずいに雫の漢字はありません。)
さんずいに雫(本当は似た漢字の零)の漢字「澪」の読み方
漢字 | 澪 |
---|---|
音読み | レイ |
訓読み | みお |
人名読み | ─ |
さんずいに雫(本当は似た漢字の零)の漢字「澪」の読み方は音読みだとレイ、訓読みだとみおです。名付けでも人気の漢字ですが、名前独自の読み方はありません。ちなみに、2つ以外の読み方は当て字。
また、人に「澪」を説明するときはさんずいに漢数字の零や零細企業の「れい」、雫の下が号令の令になったもので伝わるでしょう。変換するときは「れい」でも「みお」でも出せます。
それでは、「澪」の成り立ちや意味も見ていきましょう。
成り立ち
流れる水を表す「氵」と人がひざまずいて神意を聞くを表す「零」を組み合わせて神の川の意味で作られた会意文字であり、意味を表す「氵」と音を表す「零」を組み合わせた形声文字でもあるため、会意兼形声文字。
意味
川の名・みお・船の通れる道すじ
「澪」を含む言葉
「澪」を含む言葉は「澪標」や「作澪」、「澪引く」などがあります。
澪標(みおつくし)
澪標は澪にくいを並べて立て、船が往来するときの目印にするもの。航路を示す日本の標識。
作澪(さくれい)
作澪は潮の流れをよくするため水路を開くこと。カキ・ノリ・真珠などを養殖している漁場で行う。澪を掘ることにより、周辺の水の流動を促進させ、海水交換を活発にさせたり、 底質に対しての掃流力を増加させたりする技術。
澪引く(みおひく)
澪引く(水脈引く)は水脈に従って舟をこいで行く。水先案内をすること。
まとめ
さんずいに雫(本当は似た漢字の零)の漢字「澪」の読み方は音読みのレイ、訓読みのみおの2つがあります。名付けにも使えて人気の漢字ですが、名前独自の読み方はありません。別の読み方をしている場合は当て字です。
会意兼形声文字で、意味は川の名・みお・船の通れる道すじ。「澪」を含む言葉は「澪標」や「作澪」、「澪引く」などがあります。
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