さんずいに日に土の漢字「涅」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。
目次
さんずいに日に土の漢字「涅」の読み方
漢字 | 涅 |
---|---|
音読み | デツ・ネツ・ネ |
訓読み | くろ・くろつち・くろ(める)・そ(める) |
さんずいに日に土の漢字「涅」の読み方は音読みだとデツ・ネツ・ネ、訓読みだとくろ・くろつち・くろ(める)・そ(める)です。名付けには使えない漢字。
また、人に「涅」を説明するときはさんずいに日に土、漢字に詳しい人なら圼(でつ)で伝わるでしょう。変換するときは「そめる」で出して送り仮名を消すといいです。
それでは、「涅」の成り立ちや意味も見ていきましょう。
成り立ち
意味を表す「氵」と音を表す「圼」を組み合わせた形声文字
意味
黒い土・黒い色・黒に染めること・梵語の音訳に用いられる字
「涅」を含む言葉
「涅」を含む言葉は「涅槃」や「涅色」、「涅歯」などがあります。
涅槃(ねはん)
涅槃は仏教において、煩悩を滅尽して悟りの智慧を完成した境地のこと。ニルヴァーナ。
涅色(くりいろ)
涅色は黒色に褐色のまじった色。川底の泥のような茶みがかった黒色。
涅歯(でっし)
涅歯は歯を鉄漿(かね)で黒く染めること。おはぐろ。
まとめ
さんずいに日に土の漢字「涅」の読み方は音読みのデツ・ネツ・ネ、訓読みのくろ・くろつち・くろ(める)・そ(める)の7つがあります。名付けには使えない漢字です。
形声文字で、意味は黒い土・黒い色・黒に染めること・梵語の音訳に用いられる字。「涅」を含む言葉は「涅槃」や「涅色」、「涅歯」などがあります。
また、「涅」の漢字をすぐに使いたい方はすぐ下の右にあるボタンからコピーしてください。