さんずいに太の漢字「汰」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。
目次
さんずいに太の漢字「汰」の読み方
漢字 | 汰 |
---|---|
音読み | タ・タイ |
訓読み | おご(る)・にご(る)・よな(げる) |
人名読み | ─ |
さんずいに太の漢字「汰」の読み方は音読みだとタ・タイ、訓読みだとおご(る)・にご(る)・よな(げる)です。名付けに使える漢字ですが、名前独自の読み方はありません。
また、人に「汰」を説明するときはさんずいに太いや丸太の「た」で伝わるでしょう。変換するときは「さた」で出して沙を消すと早いです。
それでは、「汰」の成り立ちや意味も見ていきましょう。
成り立ち
流れる水を表す「氵」と水に浸かってゆったりしている人を表す「太」を組み合わせて作られた会意文字であり、意味を表す「氵」と音を表す「太」を組み合わせた形声文字でもあるため、会意兼形声文字。
意味
よなげる・よりわける・にごる・おごる・ほこる
「汰」を含む熟語
「汰」を含む熟語は「表沙汰」や「淘汰」、「汰侈」などがあります。「沙汰」に関しては「沙」の記事をご覧ください。
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表沙汰(おもてざた)
表沙汰は内密にしたいことが世間に知れ渡ること。公の機関が正式に扱う事件。
淘汰(とうた)
淘汰は不用・不適のものを排除すること。生存競争によって環境に適応しない個体が死滅し適応するものだけが残ること。
汰侈(たし・たいし)
汰侈は身分不相応におごること。
まとめ
さんずいに太の漢字「汰」の読み方は音読みの、訓読みのの3つがあり、他に人名読みでがあります。
会意兼形声文字で、意味はよなげる・よりわける・にごる・おごる・ほこる。「汰」を含む熟語は「表沙汰」や「淘汰」、「汰侈」などがあります。
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