さんずいに骨の漢字「滑」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。
さんずいに骨の漢字「滑」の読み方
漢字 | 滑 |
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音読み | カツ・コツ |
訓読み | なめ(らか)・すべ(る)・ぬめ(る) |
人名読み | ─ |
さんずいに骨の漢字「滑」の読み方は音読みだとカツ・コツ、訓読みだとなめ(らか)・すべ(る)・ぬめ(る)です。名付けに使える漢字ですが、名前独自の読み方はありません。
また、人に「滑」を説明するときはさんずいに骨、滑舌の「かつ」で伝わるでしょう。変換するときは「かつざつ」や「かっくう」で出して余計な字を消すといいです。
それでは、「滑」の成り立ちや意味も見ていきましょう。
成り立ち
流れる水を表す「氵」とほねを表す「骨」を組み合わせて作られた会意文字であり、意味を表す「氵」と音を表す「骨」を組み合わせた形声文字でもあるため、会意兼形声文字。
意味
なめらか・すべる・ぬめる・みだす
「滑」を含む言葉
「滑」を含む言葉は「滑舌」や「滑空」、「円滑」などがあります。
滑舌(かつぜつ)
滑舌はよどみなく話す舌。「滑舌が良い」はすらすらと流暢にかまずに喋ること。
芸人による滑舌イジりが増えたこともあって、滑舌は耳にする機会の多い言葉です。
滑空(かっくう)
滑空は航空機のエンジン停止状態や遅い回転状態での飛行。または、グライダーによる飛行にみられる、地表に対してある傾斜で降下する飛行状態。空を滑るように飛行すること。鳥が広げた羽を動かさないで飛ぶことなど。
円滑(えんかつ)
円滑は物事が滞らず、すらすら運ぶこと。かどばらず滑らかなこと。
例:商談が円滑に進んだ
まとめ
さんずいに骨の漢字「滑」の読み方は音読みのカツ・コツ、訓読みのなめ(らか)・すべ(る)・ぬめ(る)の5つがあります。名付けに使える漢字ですが、独自の読み方はありません。
会意兼形声文字で、意味はなめらか・すべる・ぬめる・みだす。「滑」を含む言葉は「滑舌」や「滑空」、「円滑」などがあります。
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