さんずいに炎の漢字「淡」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。
目次
さんずいに炎の漢字「淡」の読み方
漢字 | 淡 |
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音読み | タン |
訓読み | あわ(い)・うす(い) |
人名読み | あう・あわし・あわじ |
さんずいに炎の漢字「淡」の読み方は音読みだとタン、訓読みだとあわ(い)・うす(い)、人名読みだとあう・あわし・あわじです。
また、人に「淡」を説明するときはさんずいに炎、関西の人なら淡路島の「あわ」で伝わるでしょう。変換するときは「あわい」で出して送り仮名を消すといいです。
それでは、「淡」の成り立ちや意味も見ていきましょう。
成り立ち
流れる水を表す「氵」と燃え上がる炎を表す「炎」を組み合わせて作られた会意文字であり、意味を表す「氵」と音を表す「炎」を組み合わせた形声文字でもあるため、会意兼形声文字。
意味
あわい・色や味などがうすい・こだわらない・執着がない・塩分を含まない
「淡」を含む言葉
「淡」を含む言葉は「淡路島」や「濃淡」、「淡白」などがあります。
淡路島(あわじしま)
淡路島は兵庫県南部、大阪湾、播磨灘、紀伊水道を分ける瀬戸内海最大の島。
濃淡(のうたん)
濃淡は色や味などの濃いことと薄いこと。
淡白(たんぱく)
淡白(淡泊・澹泊)は味・色・感じなどが、あっさりしていること。性格や態度がさっぱりしていること。
こだわらずにさっぱりしたという意味で「淡白な人」という言葉が使われやすいです。
まとめ
さんずいに炎の漢字「淡」の読み方は音読みのタン、訓読みのあわ(い)・うす(い)の3つがあり、他に人名読みであう・あわし・あわじがあります。
会意兼形声文字で、意味はあわい・色や味などがうすい・こだわらない・執着がない・塩分を含まない。「淡」を含む言葉は「淡路島」や「濃淡」、「淡白」などがあります。
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