さんずいに甚の漢字「湛」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。
目次
さんずいに甚の漢字「湛」の読み方
漢字 | 湛 |
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音読み | タン・チン |
訓読み | たた(える)・あつ(い)・ふけ(る)・ふか(い)・しず(む) |
人名読み | きよ・たたう・たたえ・ふかし・やす |
さんずいに甚の漢字「湛」の読み方は音読みだとタン・チン、訓読みだとたた(える)・あつ(い)・ふけ(る)・ふか(い)・しず(む)、人名読みだときよ・たたう・たたえ・ふかし・やすです。
また、人に「湛」を説明するときはさんずいに甚、堪える(こらえる)の土へんをさんずいにしたもので伝わるでしょう。変換するときは「たたえる」で出して送り仮名を消すといいです。
それでは、「湛」の成り立ちや意味も見ていきましょう。
成り立ち
流れる水を表す「氵」と水を満たすを表す「甚」を組み合わせて作られた会意文字であり、意味を表す「氵」と音を表す「甚」を組み合わせた形声文字でもあるため、会意兼形声文字。
意味
たたえる・水が満ちている・厚い・ふける・沈む
「湛」を含む言葉
「湛」を含む言葉は「湛然」や「湛湛」、「湛海」などがあります。
湛然(たんねん)
湛然は水などを十分にたたえたさま。また、静かで動かないさま。
湛湛(たんたん)
湛湛は水などがいっぱいにたたえられているさま。内容がゆたかで落ち着いたさま。露がいっぱいに降りているさま。
湛海(たんかい)
湛海は江戸前期の真言宗の僧・仏師。宝山寺を開いた。
まとめ
さんずいに甚の漢字「湛」の読み方は音読みのタン・チン、訓読みのたた(える)・あつ(い)・ふけ(る)・ふか(い)・しず(む)の7つがあり、他に人名読みできよ・たたう・たたえ・ふかし・やすがあります。
会意兼形声文字で、意味はたたえる・水が満ちている・厚い・ふける・沈む。「湛」を含む言葉は「湛然」や「湛湛」、「湛海」などがあります。
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