ごんべんに全の漢字「詮」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。
ごんべんに全の漢字「詮」の読み方
漢字 | 詮 |
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音読み | セン |
訓読み | あきらか・しら(べる)・そな(わる)・えら(ぶ) |
人名読み | あき・あきら・さと・さとし・さとる・とし・とも・のり・はる・よし |
ごんべんに全の漢字「詮」の読み方は音読みだとセン、訓読みだとあきらか・しら(べる)・そな(わる)・えら(ぶ)、人名読みだとあき・あきら・さと・さとし・さとる・とし・とも・のり・はる・よしです。
また、人に「詮」を説明するときはごんべんに全、所詮の「せん」で伝わるでしょう。変換するときは「しょせん」で出して所を消すといいです。
それでは、「詮」の成り立ちや意味も見ていきましょう。
成り立ち
言うを表す「訁」と保つ・備わるを表す「全」を組み合わせて作られた会意文字であり、意味を表す「訁」と音を表す「全」を組み合わせた形声文字でもあるため、会意兼形声文字。
詮の右側(つくり)は全の旧字体です。上が入になっているほうが正確な漢字になりますが、右側(つくり)を全にしても漢字検定では正解になります。
意味
あきらか・しらべる・えらぶ・なすすべ・そなわる・つまり
「詮」を含む言葉
「詮」を含む言葉は「所詮」や「詮索」、「詮無い」などがあります。
所詮(しょせん)
所詮は結果として行き着くところ。仏教用語で経文などによって表される内容。能詮に対していう。
結局やどうせという意味で使われる言葉で、あまりいい意味ではありません。
詮索(せんさく)
詮索は細かい点まで調べ求めること。
刑事ドラマで聞くことが多く、余計な詮索をしている刑事は・・・
詮無い(せんない)
詮無いはやる甲斐がない。無益。
まとめ
ごんべんに全の漢字「詮」の読み方は音読みのセン、訓読みのあきらか・しら(べる)・そな(わる)・えら(ぶ)の5つがあり、他に人名読みであき・あきら・さと・さとし・さとる・とし・とも・のり・はる・よしがあります。
会意兼形声文字で、意味はあきらか・しらべる・えらぶ・なすすべ・そなわる・つまり。「詮」を含む言葉は「所詮」や「詮索」、「詮無い」などがあります。
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