金へんに秋の漢字「鍬」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。
目次
金へんに秋の漢字「鍬」の読み方
漢字 | 鍬 |
---|---|
音読み | ショウ・シュウ |
訓読み | くわ・すき |
人名読み | ─ |
金へんに秋の漢字「鍬」の読み方は音読みだとショウ・シュウ、訓読みだとくわ・すきです。名付けに使える漢字ですが、名前独自の読み方はありません。
また、人に「鍬」を説明するときは金へんに秋で伝わるでしょう。変換するときは「くわ」で出すといいです。
それでは、「鍬」の成り立ちや意味も見ていきましょう。
成り立ち
金属を表す「釒」と季節の秋を表す「秋」を組み合わせて作られた会意文字であり、意味を表す「釒」と音を表す「秋」を組み合わせた形声文字でもあるため、会意兼形声文字。
意味
くわ・すき・土を掘り起こす農具
「鍬」を含む言葉
「鍬」を含む言葉は「馬鍬」や「牛鍬」、「針で掘って鍬で埋める」などがあります。
馬鍬(まぐわ・まんが)
馬鍬は牛や馬にひかせて水田の土をかきならす農具。長さ1メートルほどの横の柄に、刃をくし状に取り付けたもの。
牛鍬(うしぐわ)
牛鍬は牛馬に引かせて田畑を耕す農具。
針で掘って鍬で埋める(はりでほってくわでうめる)
針で掘って鍬で埋めるは苦労して蓄えた財産を一度に使い果たしてしまうことのたとえ。針を使って気の遠くなる思いで掘った穴を、鍬でいっぺんに埋めてしまうということ。
まとめ
金へんに秋の漢字「鍬」の読み方は音読みのショウ・シュウ、訓読みのくわ・すきの4つがあります。名付けに使える漢字ですが、独自の読み方はありません。
会意兼形声文字で、意味はくわ・すき・土を掘り起こす農具。「鍬」を含む言葉は「馬鍬」や「牛鍬」、「針で掘って鍬で埋める」などがあります。
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