金へんに段の漢字「鍛」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。
目次
金へんに段の漢字「鍛」の読み方
漢字 | 鍛 |
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音読み | タン |
訓読み | きた(える) |
人名読み | かじ・かたし・かぬち・きたえ |
金へんに段の漢字「鍛」の読み方は音読みだとタン、訓読みだときた(える)、人名読みだとかじ・かたし・かぬち・きたえです。
また、人に「鍛」を説明するときは金へんに階段の段で伝わるでしょう。変換するときは「たんれん」や「きたえる」で出して余計な字を消すといいです。
それでは、「鍛」の成り立ちや意味も見ていきましょう。
成り立ち
金属を表す「釒」と崖などを加工するを表す「段」を組み合わせて作られた会意文字であり、意味を表す「釒」と音を表す「段」を組み合わせた形声文字でもあるため、会意兼形声文字。
意味
きたえる・金属をきたえる・技術や心身をきたえる
「鍛」を含む言葉
「鍛」を含む言葉は「鍛錬」や「鍛治」、「百鍛千練」などがあります。
鍛錬(たんれん)
鍛錬(鍛練)は金属を打ってきたえること。きびしい訓練や修養を積んで、技芸や心身を強くきたえること。
鍛治(たんや・かじ)
鍛治は鉄などの金属を熱して打ち鍛え、種々の器物をつくること。また、その職人。
百鍛千練(ひゃくたんせんれん)
百鍛千練は詩や文章の字句を考え練ること。百や千は非常に数が多いことのたとえで、何回も何回も繰り返すという意味。
まとめ
金へんに段の漢字「鍛」の読み方は音読みのタン、訓読みのきた(える)の2つがあり、他に人名読みでかじ・かたし・かぬち・きたえがあります。
会意兼形声文字で、意味はきたえる・金属をきたえる・技術や心身をきたえる。「鍛」を含む言葉は「鍛錬」や「鍛治」、「百鍛千練」などがあります。
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