金へんに句の漢字「鉤」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。
目次
金へんに句の漢字「鉤」の読み方
漢字 | 鉤 |
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音読み | ク・コウ |
訓読み | かぎ・つりばり・か(ける)・ま(がる) |
金へんに句の漢字「鉤」の読み方は音読みだとク・コウ、訓読みだとかぎ・つりばり・か(ける)・ま(がる)です。名付けには使えない漢字。
また、人に「鉤」を説明するときは金へんに俳句の句で伝わるでしょう。変換するときは「かぎ」で出すといいです。
それでは、「鉤」の成り立ちや意味も見ていきましょう。
成り立ち
金属を表す「釒」と曲がった鍵を表す「句」を組み合わせて作られた会意文字であり、意味を表す「釒」と音を表す「句」を組み合わせた形声文字でもあるため、会意兼形声文字。
「鉤」の口の部分がムになった「鈎」は変形してできた漢字で、許容字体(漢字検定で書いても正解扱いになる漢字)です。
意味
かぎ・つりばり・かける・ひっかける・おびどめ・まがる・まげる・かがむ
「鉤」を含む言葉
「鉤」を含む言葉は「鉤爪」や「鉤針」、「鉤括弧」などがあります。
鉤爪(かぎづめ)
鉤爪は動物の肢の先端において、根元から先にかけて内側に湾曲した爪のこと。哺乳類の爪の形態のひとつですが、爬虫類や鳥類にもみられる。
鉤針(かぎばり)
鉤針は先がかぎの形に曲がっている針。鉤針編みに使う一端または両端がかぎ形になっている針。
鉤括弧(かぎかっこ)
鉤括弧は日本文や漢文で会話や引用をくくる区切り符号(句切り符号)の一つ。
まとめ
金へんに句の漢字「鉤」の読み方は音読みのク・コウ、訓読みのかぎ・つりばり・か(ける)・ま(がる)の6つがあります。名付けには使えない漢字です。
会意兼形声文字で、意味はかぎ・つりばり・かける・ひっかける・おびどめ・まがる・まげる・かがむ。「鉤」を含む言葉は「鉤爪」や「鉤針」、「鉤括弧」などがあります。
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