金へんに垂の漢字「錘」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。
目次
金へんに垂の漢字「錘」の読み方
漢字 | 錘 |
---|---|
音読み | スイ |
訓読み | つむ・おもり |
人名読み | ─ |
金へんに垂の漢字「錘」の読み方は音読みだとスイ、訓読みだとつむ・おもりです。名付けに使える漢字ですが、独自の読み方はありません。
また、人に「錘」を説明するときは金へんに垂直の垂で伝わるでしょう。変換するときは「つむ」で出すといいです。
それでは、「錘」の成り立ちや意味も見ていきましょう。
成り立ち
金属を表す「釒」と垂れるを表す「垂」を組み合わせて作られた会意文字であり、意味を表す「釒」と音を表す「垂」を組み合わせた形声文字でもあるため、会意兼形声文字。
意味
つむ・糸を巻き取りながらよりをかける紡績用の道具・おもり・ふんどう・はかりのおもり
「錘」を含む言葉
「錘」を含む言葉は「紡錘」や「鉛錘」、「錘頭巾」などがあります。
紡錘(ぼうすい)
紡錘は糸をつむぐとき、その糸を巻きつける小さく細長い用具。
鉛錘(えんすい)
鉛錘は鉛で作ったおもり。
錘頭巾(おもりずきん)
錘頭巾は額を覆った布の両端に鉛を入れて、風にひるがえらないようにした頭巾。江戸初期に女形の荻野沢之丞が使い始めた。
まとめ
金へんに垂の漢字「錘」の読み方は音読みのスイ、訓読みのつむ・おもりの3つがあります。名付けに使える漢字ですが、名前独自の読み方はありません。
会意兼形声文字で、意味はつむ・糸を巻き取りながらよりをかける紡績用の道具・おもり・ふんどう・はかりのおもり。「錘」を含む言葉は「紡錘」や「鉛錘」、「錘頭巾」などがあります。
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