金へんに田の漢字「鈿」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。
目次
金へんに田の漢字「鈿」の読み方
漢字 | 鈿 |
---|---|
音読み | テン・デン |
訓読み | かんざし |
金へんに田の漢字「鈿」の読み方は音読みだとテン・デン、訓読みだとかんざしです。名付けには使えない漢字。
また、人に「鈿」を説明するときは金へんに田んぼの田で伝わるでしょう。変換するときは「らでん」で出して螺を消すといいです。
それでは、「鈿」の成り立ちや意味も見ていきましょう。
成り立ち
意味を表す「釒」と音を表す「田」を組み合わせた形声文字
意味
金や貝をはめこんだ飾り・かんざし・かねかざり
「鈿」を含む言葉
「鈿」を含む言葉は「螺鈿」や「宝鈿」、「宝鈿玉釵」などがあります。
螺鈿(らでん)
螺鈿は漆工芸品の加飾法の一つ。ヤコウガイやオウムガイなどの貝類の真珠色に光る部分を磨いて薄片にし、種々の形に切って漆器や木地の表面にはめ込み、または貼り付けて装飾する技法。
宝鈿(ほうでん)
宝鈿は金玉のかんざし。
宝鈿玉釵(ほうでんぎょくさい)
宝鈿玉釵は美しいもののたとえ。 珠玉や金銀で飾った美しいかんざしやこうがいのこと。
まとめ
金へんに田の漢字「鈿」の読み方は音読みのテン・デン、訓読みのかんざしの3つがあります。名付けには使えない漢字です。
形声文字で、意味は金や貝をはめこんだ飾り・かんざし・かねかざり。「鈿」を含む言葉は「螺鈿」や「宝鈿」、「宝鈿玉釵」などがあります。
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