木へんに秦の漢字「榛」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。
目次
木へんに秦の漢字「榛」の読み方
漢字 | 榛 |
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音読み | シン |
訓読み | はしばみ・はり |
人名読み | はる |
木へんに秦の漢字「榛」の読み方は音読みだとシン、訓読みだとはしばみ・はり、人名読みだとはるです。
また、人に「榛」を説明するときは木へんに秦(演奏の奏ではない)、関東在住なら榛名湖のはるで伝わるでしょう。変換するときは「はしばみ」で出すか、「はるなこ」で出して名湖を消すといいです。
それでは、「榛」の成り立ちや意味も見ていきましょう。
成り立ち
木を表す「木」と稲が上へ上へと伸び茂るを表す「秦」を組み合わせて作られた会意文字であり、意味を表す「木」と音を表す「秦」を組み合わせた形声文字でもあるため、会意兼形声文字。
意味
はしばみ・草や木が生い茂った場所・はり・はんのき
「榛」を含む熟語
「榛」を含む熟語は「榛莽」や「榛色」、「荊榛」などがあります。
榛莽(しんぼう・しんもう)
榛莽は草木が群がり茂っている所。
榛色(はしばみいろ)
榛色はヘーゼルナッツの色に由来する色の名。黄色がかった薄茶色。くすんだ赤みの黄色。
荊榛(けいしん)
荊榛はイバラとハシバミ。また、それらが茂る雑木林のこと。
まとめ
木へんに秦の漢字「榛」の読み方は音読みのシン、訓読みのはしばみ・はりの3つがあり、他に人名読みではるがあります。
会意兼形声文字で、意味ははしばみ・草や木が生い茂った場所・はり・はんのき。「榛」を含む熟語は「榛莽」や「榛色」、「荊榛」などがあります。
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