木へんに南の読み方は?「楠」の2つの音読み訓読み

木へんに南の漢字「楠」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。

記事の最後に「楠」の漢字をコピーできるボタンを用意しました。変換が面倒な方やすぐに使いたい人はご利用ください。

目次

木へんに南の漢字「楠」の読み方

漢字
音読みナン
訓読みくすのき
人名読みぐす
「楠」の読み方

木へんに南の漢字「楠」の読み方は音読みだとナン、訓読みだとくすのき、人名読みだとぐすです。

また、人に「楠」を説明するときは木へんに南、漢字に強い人なら「くすのき」で伝わるでしょう。変換するときは「くすのき」で出すといいです。

それでは、「楠」の成り立ちや意味も見ていきましょう。

成り立ち

木を表す「木」と方角の南や南風を表す「南」を組み合わせて作られた会意文字であり、意味を表す「木」と音を表す「南」を組み合わせた形声文字でもあるため、会意兼形声文字。

意味

くすのき・クスノキ科の常緑高木

「楠」を含む熟語

「楠」を含む熟語は「楠公」や「楠分限」、「楠学問」などがあります。

楠公(なんこう)

楠公は楠木正成(くすのきまさしげ)の敬称。

日本人の理想像や精神模範として楠公精神をあげる人もいるくらいの人物です。

楠分限(くすのきぶんげん)

楠分限はクスノキが生長は遅いけど着実に大木になり、その根元がしっかりしているところから長い年月の間に小利を積み重ねて、確実に資産を殖やした財産家のこと。

反対語は梅の木分限で、梅は生長が早く、すぐに実をつけるところから急にお金持ちになった人のこと。

楠学問(くすのきがくもん)

楠学問は楠分限の学問版で、ゆっくりだが堅実に成長し、大成する学問。

反対語に梅の木学問があり、進み方は速いが、大成しない学問。

まとめ

木へんに南の漢字「楠」の読み方は音読みのナン、訓読みのくすのきの2つがあり、他に人名読みでぐすがあります。

会意兼形声文字で、意味はくすのき・クスノキ科の常緑高木。「楠」を含む熟語は「楠公」や「楠分限」、「楠学問」などがあります。

また、「楠」の漢字をすぐに使いたい方はすぐ下の右にあるボタンからコピーしてください。

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