木へんに冊の漢字「柵」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。
目次
木へんに冊の漢字「柵」の読み方
漢字 | 柵 |
---|---|
音読み | サク |
訓読み | しがらみ・とりで・やらい |
人名読み | ─ |
木へんに冊の漢字「柵」の読み方は音読みだとサク、訓読みだとしがらみ・とりで・やらいです。人名にも使える漢字ですが、独自の読み方はありません。
また、人に「柵」を説明するときは木へんに本を数えるときの冊で伝わるでしょう。変換するときは「さく」で出すといいです。
それでは、「柵」の成り立ちや意味も見ていきましょう。
成り立ち
木を表す「木」と並べた札を表す「冊」を組み合わせて作られた会意文字であり、意味を表す「木」と音を表す「冊」を組み合わせた形声文字でもあるため、会意兼形声文字。
意味
木や竹を編んで作った垣根・しがらみ・木を立て並べてつくった小規模の防壁
「柵」を含む熟語
「柵」を含む熟語は「鉄柵」や「柵越え」、「柵状組織」などがあります。
鉄柵(てっさく)
鉄柵は鉄製の柵。漢字を見たまんまの意味です。
柵越え(さくごえ)
柵越えは柵を越えること。
野球で外野と観客席の間の柵を越えてホームランになることを指すときに使うことが多く、「柵越え」や「柵越え弾」、「柵越えホームラン」と呼びます。
柵状組織(さくじょうそしき)
柵状組織は葉の上面表皮の直下にある組織。細長い細胞が縦に密接して並び、細胞間隙がほとんどないです。
まとめ
木へんに冊の漢字「柵」の読み方は音読みのサク、訓読みのしがらみ・とりで・やらいの4つがあります。人名にも使えますが、名前独自の読み方はありません。
会意兼形声文字で、意味は木や竹を編んで作った垣根・しがらみ・木を立て並べてつくった小規模の防壁。「柵」を含む熟語は「鉄柵」や「柵越え」、「柵状組織」などがあります。
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