木へんに白の漢字「柏」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。
目次
木へんに白の漢字「柏」の読み方
漢字 | 柏 |
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音読み | ハク・ヒャク・ビャク |
訓読み | かしわ |
人名読み | ─ |
木へんに白の漢字「柏」の読み方は音読みだとハク・ヒャク・ビャク、訓読みだとかしわです。人名にも使える漢字ですが、独自の読み方はありません。上記以外の読み方をした名前は当て字。
また、人に「柏」を説明するときは木へんに白、柏餅のかしわで伝わるでしょう。変換するときは「かしわ」で出すといいです。
それでは、「柏」の成り立ちや意味も見ていきましょう。
成り立ち
木を表す「木」と色の白や何も変わらないを表す「白」を組み合わせて作られた会意文字であり、意味を表す「木」と音を表す「白」を組み合わせた形声文字でもあるため、会意兼形声文字。
意味
かしわ・ブナ科の落葉高木・このてがしわ・ヒノキ科の常緑小高木
「柏」を含む熟語
「柏」を含む熟語は「柏手」や「赤柏」、「三角柏」などがあります。
柏手(かしわで)
柏手は神を拝むときに両掌を打ち合わせて音を鳴らす作法。
てへんの拍手(はくしゅ)に漢字が似ているので、間違えないようにしましょう。ちなみに、拍手にも同じ意味が含まれ、単純に手を叩く意味もあります。
赤柏(あかがしわ)
赤柏はアカメガシワの別名。陰暦11月1日に炊いて祝う赤飯。
三角柏(みつのかしわ)
三角柏は神に供物をするときや豊明の節会のときに、酒や飯を盛り入れる木の葉。伊勢神宮で、三節の祭や柏流しの神事に用いる葉。
まとめ
木へんに白の漢字「柏」の読み方は音読みのハク・ヒャク・ビャク、訓読みのかしわの4つがあります。人名にも使える漢字ですが、名前独自の読み方はありません。
会意兼形声文字で、意味はかしわ・ブナ科の落葉高木・このてがしわ・ヒノキ科の常緑小高木。「柏」を含む熟語は「柏手」や「赤柏」、「三角柏」などがあります。
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