くさかんむりに陰の漢字「蔭」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。
目次
くさかんむりに陰の漢字「蔭」の読み方
漢字 | 蔭 |
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音読み | イン |
訓読み | おかげ・おお(う)・かげ・しげ(る) |
人名読み | すけ |
くさかんむりに陰の漢字「蔭」の読み方は音読みだとイン、訓読みだとおかげ・おお(う)・かげ・しげ(る)、人名読みだとすけです。
また、人に「蔭」を説明するときはくさかんむりに陰で伝わるでしょう。変換するときは「ひいん」で出して庇を消すといいです。
それでは、「蔭」の成り立ちや意味も見ていきましょう。
成り立ち
並び生えた草を表す「艸(艹の原形)」と太陽を覆い含みこむ・かげを表す「陰」を組み合わせて作られた会意文字であり、意味を表す「艸(艹の原形)」と音を表す「陰」を組み合わせた形声文字でもあるため、会意兼形声文字。
意味
おおう・かばう・おかげ・かげ・こかげ・ひかげ
「蔭」を含む言葉
「蔭」を含む言葉は「庇蔭」や「樹蔭」、「蔭官」などがあります。
庇蔭(ひいん)
庇蔭(庇陰)はひさしのかげ。かばうこと。
樹蔭(こかげ・じゅいん)
樹蔭(樹陰)は樹木のつくる日陰。樹木の下の、日の光や雨の当たらない所。
蔭官(いんかん)
蔭官は父祖の功労によって官職を与えられること。蔭位。
まとめ
くさかんむりに陰の漢字「蔭」の読み方は音読みのイン、訓読みのおかげ・おお(う)・かげ・しげ(る)の5つがあり、他に人名読みですけがあります。
会意兼形声文字で、意味はおおう・かばう・おかげ・かげ・こかげ・ひかげ。「蔭」を含む言葉は「庇蔭」や「樹蔭」、「蔭官」などがあります。
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