くさかんむりに音の漢字「菩」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。
目次
くさかんむりに音の漢字「菩」の読み方
漢字 | 菩 |
---|---|
音読み | ボ・ホ |
訓読み | ─ |
人名読み | かおる・さとる・すけ |
くさかんむりに音の漢字「菩」の読み方は音読みだとボ・ホ、人名読みだとかおる・さとる・すけです。
また、人に「菩」を説明するときはくさかんむりに音に似た漢字や音の日の部分を口にした漢字で伝わるでしょう。変換するときは「ぼさつ」で出して薩を消すといいです。
それでは、「菩」の成り立ちや意味も見ていきましょう。
成り立ち
並び生えた草を表す「艸(艹の原形)」と花びらの元のふっくらした子房を表す「咅」を組み合わせて作られた会意文字であり、意味を表す「艸(艹の原形)」と音を表す「咅」を組み合わせた形声文字でもあるため、会意兼形声文字。
意味
香木の名前・梵語の音訳に用いる字
「菩」を含む言葉
「菩」を含む言葉は「菩薩」や「菩薩道」、「菩提子」などがあります。
菩薩(ぼさつ)
菩薩は仏の位の次にあり、悟りを求め、衆生を救うために多くの修行を重ねる者。菩提薩埵の略。
菩薩道(ぼさつどう)
菩薩道は菩薩としての修行。自利・利他を兼ね備えて行う悟りへの実践。大乗仏教のこと。
菩提子(ぼだいし)
菩提子はシナノキ科の落葉高木の菩提樹の実。数珠の玉の材料。
まとめ
くさかんむりに音の漢字「菩」の読み方は音読みのボ・ホの2つがあり、他に人名読みでかおる・さとる・すけがあります。
会意兼形声文字で、意味は香木の名前・梵語の音訳に用いる字。「菩」を含む言葉は「菩薩」や「菩薩道」、「菩提子」などがあります。
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