くさかんむりに衰の読み方は？「蓑」の3つの音読み訓読み

くさかんむりに衰の漢字「蓑」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。

記事の最後に「蓑」の漢字をコピーできるボタンを用意しました。変換が面倒な方やすぐに使いたい人はご利用ください。

くさかんむりに衰の漢字「蓑」の読み方

漢字	蓑
音読み	サ・サイ
訓読み	みの
人名読み	─

くさかんむりに衰の漢字「蓑」の読み方は音読みだとサ・サイ、訓読みだとみのです。名付けに使えますが、名前独自の読み方はありません。

また、人に「蓑」を説明するときはくさかんむりに衰退の衰で伝わるでしょう。変換するときは「みのかさ」で出して笠を消すといいです。

それでは、「蓑」の成り立ちや意味も見ていきましょう。

成り立ち

並び生えた草を表す「艸（艹の原形）」と草で作った雨具を表す「衰」を組み合わせて作られた会意文字であり、意味を表す「艸（艹の原形）」と音を表す「衰」を組み合わせた形声文字でもあるため、会意兼形声文字。

意味

みの・かややすげなどで編んだ雨や雪を防ぐ外衣

「蓑」を含む言葉

「蓑」を含む言葉は「蓑笠」や「蓑虫」、「隠れ蓑」などがあります。

蓑笠（みのかさ）

蓑笠はみのとかさ。また、それを着用した姿のこと。

蓑虫（みのむし）

蓑虫はミノガ科の蛾の幼虫。ひらがな表記の「みのむし」やカタカナ表記の「ミノムシ」で見る機会が多いですが、漢字で書くとこの字です。

隠れ蓑（かくれみの）

隠れ蓑は着ると姿が見えなくなるというみの。実態を隠すための手段。ウコギ科の常緑小高木。

まとめ

くさかんむりに衰の漢字「蓑」の読み方は音読みのサ・サイ、訓読みのみのの3つがあります。名付けに使えますが、独自の読み方はありません。

会意兼形声文字で、意味はみの・かややすげなどで編んだ雨や雪を防ぐ外衣。「蓑」を含む言葉は「蓑笠」や「蓑虫」、「隠れ蓑」などがあります。

また、「蓑」の漢字をすぐに使いたい方はすぐ下の右にあるボタンからコピーしてください。

蓑