くさかんむりに包むの漢字「苞」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。
目次
くさかんむりに包むの漢字「苞」の読み方
漢字 | 苞 |
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音読み | ホウ |
訓読み | つつ(み)・つつ(む)・つと・ねもと |
くさかんむりに包むの漢字「苞」の読み方は音読みだとホウ、訓読みだとつつ(み)・つつ(む)・つと・ねもとです。名付けには使えない漢字。
また、人に「苞」を説明するときはくさかんむりに包む(包は己ではなく巳と付け加えたほうがいい)で伝わるでしょう。変換するときは「ほうしょ」で出して苴を消すといいです。
それでは、「苞」の成り立ちや意味も見ていきましょう。
成り立ち
意味を表す「艸(艹の原形)」と音を表す「包」を組み合わせた形声文字。「包」は常用漢字になったときに「巳」から「己」に変更され、漢字によってどちらを使うかが異なります。
「苞」の場合は「巳」の方を使い、「己」は使えません。
意味
あぶらがや・カヤツリグサ科の多年草・つと・つつみ・つつむ・ねもと
「苞」を含む言葉
「苞」を含む言葉は「苞苴」や「苞裹」、「家苞」などがあります。
苞苴(ほうしょ)
苞苴はわらなどを束ね、野菜や魚などの食品を包んだもの。みやげもの。
苞裹(ほうか)
苞裹はつつむこと。くるむこと。
家苞(いえづと)
家苞は家に持って帰るおみやげ。
まとめ
くさかんむりに包むの漢字「苞」の読み方は音読みのホウ、訓読みのつつ(み)・つつ(む)・つと・ねもとの5つがあります。名付けには使えない漢字です。
形声文字で、意味はあぶらがや・カヤツリグサ科の多年草・つと・つつみ・つつむ・ねもと。「苞」を含む言葉は「苞苴」や「苞裹」、「家苞」などがあります。
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