にんべんに思の漢字「偲」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。
目次
にんべんに思の漢字「偲」の読み方
漢字 | 偲 |
---|---|
音読み | シ・サイ |
訓読み | しの(ぶ) |
人名読み | しのぶ |
にんべんに思の漢字「偲」の読み方は音読みだとシ・サイ、訓読みだとしの(ぶ)、人名読みだとしのぶです。
また、人に「偲」を説明するときはにんべんに思うのおもで伝わるでしょう。変換するときは「しのぶ」で出して送り仮名を消すと早いです。
それでは、「偲」の成り立ちや意味も見ていきましょう。
成り立ち
人を表す「亻」と思うを表す「思」を組み合わせて作られた会意文字であり、意味を表す「亻」と音を表す「思」を組み合わせた形声文字でもあるため、会意兼形声文字。
意味
賢い・才能がある・しのぶ・互いに相手を思い励まし合うさま・なつかしむ
「偲」を含む熟語
「偲」を含む熟語は「偲偲」や「偲ぶ会」や「切切偲偲」などがあります。
偲偲(しし)
偲偲は心をこめて元気づけること。
偲ぶ会(しのぶかい)
偲ぶ会は葬儀とは別の機会に行う故人のためのお別れ会。
切切偲偲(せつせつしし)
切切偲偲は善を勧め、互いに励ましあいながら磨きあうこと。
まとめ
にんべんに思の漢字「偲」の読み方は音読みのシ・サイ、訓読みのしの(ぶ)の3つがあり、他に人名読みでしのぶがあります。
会意兼形声文字で、意味は賢い・才能がある・しのぶ・互いに相手を思い励まし合うさま・なつかしむ。「偲」を含む熟語は「偲偲」や「偲ぶ会」、「切切偲偲」などがあります。
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