にんべんに委の漢字「倭」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。
目次
にんべんに委の漢字「倭」の読み方
漢字 | 倭 |
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音読み | ワ・イ |
訓読み | やまと |
人名読み | かず・しず・ふさ・まさ・やす |
にんべんに委の漢字「倭」の読み方は音読みだとワ・イ、訓読みだとやまと、人名読みだとかず・しず・ふさ・まさ・やすです。
また、人に「倭」を説明するときはにんべんに委員会のい、倭国のわで伝わるでしょう。変換するときは「やまと」で出すか「わこく」で出して国を消すといいです。
それでは、「倭」の成り立ちや意味も見ていきましょう。
成り立ち
人を表す「亻」となよやかな女性を表す「委」を組み合わせて作られた会意文字であり、意味を表す「亻」と音を表す「委」を組み合わせた形声文字でもあるため、会意兼形声文字。
意味
従うさま・うねっと遠いさま・やまと(昔の中国で日本を指していった語)
「倭」を含む熟語
「倭」を含む熟語は「倭国」や「倭音」、「倭人」などがあります。
倭国(わこく)
倭国は古代の中国の諸王朝やその周辺諸国が、当時中国の南東にあった政治勢力、国家を指して用いた呼称。
倭音(わおん)
倭音(和音)は平安時代まで正音とされた漢音に対して呉音系の音をいった。
倭人(わじん)
倭人(和人)は昔の中国やアイヌから見た日本人のこと。
まとめ
にんべんに委の漢字「倭」の読み方は音読みのワ・イ、訓読みのやまとの3つがあり、他に人名読みでかず・しず・ふさ・まさ・やすがあります。
会意兼形声文字で、意味は従うさま・うねっと遠いさま・やまと(昔の中国で日本を指していった語)。「倭」を含む熟語は「倭国」や「倭音」、「倭人」などがあります。
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